釣り方紹介
<外洋会に関するQs&As>
Q1:予備の竿は必要ですか?
A1:当日はピークという1時間ほど走ったところの根に行きます。
釣り方はえさ釣りとジギング、キャスティングです。
この時期(冬)はキャスティングでは釣れませんのでえさ釣りとジギングの準備だけで大丈
夫です。
ジギングをされないなら手配されたえさ釣りの準備だけで大丈夫です。
錘が300gくらいになりますので、それが大丈夫な竿が手元にあれば予備として持ってこら
れれば「安心」です。
不注意で折らない限りは不要ですので、初めての外洋で手元がごちゃごちゃするのが気に
なる場合は「身軽が一番」です。
Q2:バケツは必要ですか?
A2:船に共用があります。
ただ足元にいつも自分用としておいて置きたい場合はお持ちください。
Q3:まな板は必要ですか?
A3:船の淵に備え付けのものがあります。
ただ、自分でクーラーの上などに置いて手元でえさを切るなどしたい場合はお持ちくださ
い。
Q4:タモ(船にあるのでしょうか)は必要ですか?
A4:場合によっては結構大きな魚が釣れるので「お手持ちの網では役不足」だと思います。
通常つれる40センチ前後の魚は皆さん遠慮なく「ごぼう抜き(船の中まで釣(吊)り上げ
る)」です。
Q5:えさはなにを購入したらよいでしょうか。
A5:船に海老、スルメイカ、さばの塩漬けがあります。
海老はそこそこのクオリティのものですが(場合によっては冷凍ではなくフレッシュが用意し
てある)、スルメイカ、さばは冷凍のあまりおいしそうではないものです。
ほとんどの方はこれらで釣っておられます。
自分でお気に入りの餌を購入して持ち込まれる方も多いです。
「いわしは身が弱い」ので海底につくまでに針から外れます。
外れないようなコツをつかむか、塩で〆ます。
Q6:おもりは持参しないでよろしいですか。
A6:船にあります。
大中小の3種類がありますが一番重いのは350gくらいあります。
今回はおそらく大と中を使います。
錘はオーストラリア製の大雑把なつくりで、おもりにスナップが通りません。
(日本製はスナップでつなぐ様に黄銅のフックが付いているが付いていない)
したがいまして結んでつなぐ様にします。
<TIPS>
小生はいつもスナップつきより戻しに5cmほどに切った針金をつけたものを持参してそれ
に錘を付けます。
錘は結ぶとヨリが一番発生しやすいからです。
ヨリが入った仕掛けには魚は来ません。
Q7:サンスージーワーフはどこですか?
A7:添付資料をご覧ください。
北から来られるとキャプテンクックブリッジ手前で道が左にまがってから右に曲がります。
その左に曲がるところで「一番右の車線のさらに右側に右折してワーフに行く車線がありま
す」。
ワーフの駐車場に入られたら「とにかく一番奥」まで行って止めてください。
何もこんなに早く来なくていいのに!というくらいの時間でも誰かが先に到着していますか
ら。。。。 ^_^;
●最後に
今回は初回ですので、ぜひともいろいろ試したり、人の行いを見て勉強されたら良いと思い
ます。
是非、釣り方(仕掛けの長い短い、棚の深い浅い、誘いかた)、餌(種類、つけ方)などの違
いでの魚の反応の差を楽しんでください。
祈好天。(宮原は船酔いするのでアネロンをいつも持って行きます。)
<陸からの釣り>
『シドニーで美味しい魚を食べる方法』
日本人会釣部幹事/豪州釣塾塾長 宮原俊治
シドニーには美味しい魚が沢山居ます。それにも拘らず魚屋には少し目がくすんだような
魚ばかりが多く、「お刺身グレード」の魚はほとんど置いてありません。
サバの味噌煮や鯵の南蛮漬け、或いは昆布〆のキスのお造りが食べたくてもなかなか難
しいのが現実です。
本稿では、安全で簡単に楽しみながら、身近に沢山居る美味しい魚を自分で釣ってきて食
べる方法をご紹介します。
1.どんな魚が釣れるのかな?
ここでは主に、近くの堤防や公園、ビーチなどの「陸から」釣れる魚をご紹介します。
鯵:シドニーで一番簡単に沢山釣れるのが鯵です。釣れるのは中大型ばかりです。刺身、
塩焼き、南蛮漬け、それから干物にしても美味しいです。
鯖:シドニーの鯖はゴマ鯖なので夏が旬です。鯖のお刺身は日本ではなかなか食べられま
せんが自分で釣ればそれも可能。シメサバ、味噌煮も最高です。
縞鯵:言わずと知れた高級魚。お刺身の他にチリソースなども似合います。
カマス:鯵鯖に混じって釣れます。刺身、塩焼き、干物に最適です。
黒鯛:臆病だけど貪欲。場所を選ばずどこにでも居ます。刺身、塩焼き、煮魚で。
キス:概して大き目ですが味は折り紙つき。天ぷら、昆布〆のほか煮ても焼いても。
その他に鯛、ヒラマサ、コチ、豪州スズキなどが釣れます。
2.どうやって釣るのかな?
仕掛けは狙う魚によって使い分けます。次の2種類で全ての魚が釣れます。
(A)サビキ仕掛け:鯵、鯖、縞鯵、カマス用
魚皮やビニールが付いた6本前後の針が付いた仕掛け。お店で数ドルで買ってきます。一
番上に浮きをつけて投げて使うと遠くの魚を釣れます。1センチx5ミリ程度に切ったイワシ
の切り身やエビ、イカを付けます。
(B)投げ仕掛け:黒鯛、鯛、キス、コチ、縞鯵(ハリスを長くする)用
小さな錘の先に針が一個だけの簡単な仕掛けです。自分で結んで作ります。餌はイワシの
ぶつ切りやエビ、虫えさが良いです。針と糸を大きくして釣った鯵を付ければヒラマサが釣
れる!?
あとはKマートなどで竿とリールがセットになったもの(安いもので良い)を買ってくれば準備
OKです。餌はガソリンスタンドで売っています。
3.どこに居るのかな?
シドニー周辺のお勧めスポットベスト5を紹介します。
(1)Newcastle周辺の港、桟橋
鯛、黒鯛、イサキ、鯵、鯖、コチ、カマスと魚種が豊富です。
(2)Balmoral、Clifton Gardenの桟橋
海釣り公園の様態。鯵、縞鯵、黒鯛、ヒラマサときにはカンパチも。
(3)Little Manlyの岸壁
黒鯛、鯛のほかイカや蛸も。設備も足場も良いので安心です。
(4)Botany湾内のビーチ
キスのメッカです。コチや黒鯛も居ます。(B)で小さめの錘で虫えさ推奨。
(5)Wollongong港からKembra港
大鯵、鯖、豪州スズキの宝庫です。縞鯵、イカも沢山釣れます。(A)でイワシかエビ。
4.いつ釣るのかな?
魚を釣るには魚種ごとに季節が有ります。鯵は通年、鯖は夏、黒鯛は秋などです。一日の
うちでは朝方と夕方が良いです。もっと大事なのは海の干満のタイミングです。満潮を挟ん
だ前後2時間(一番満ちた時は釣れません)が一番釣れます。その時刻が朝、夕ならベスト
です。
各地の満潮干潮の時間はこちらでわかります。
http://www.waterways.nsw.gov.au/docs/tidetable07-08.pdf
5.最後に
以上できっと皆さんにも美味しい魚が釣れると思います。もし、もう少し大きな魚を、もう少
し沢山釣りたくなったら是非日本人会釣部の月例会にご参加ください。現場で初心者セミ
ナーも開催しています。無料貸し竿もあります。お申し込みはこちらまで。
http://www.users.bigpond.com/japanese.fishing.club/page012.html
<外洋での釣り>
外洋会初心者の方からの質問とそれに対する回答です。
ご参考まで。 (文責 宮原)
Q1:外洋エサづりは、「胴付き仕掛け」でと聞いていますが。。
A1:外洋餌釣りは主に「胴付き仕掛け」か「天秤仕掛け」です。
皆さんはよく「胴付き仕掛け」と言っておられますが現実は「大き目のサビキ仕掛け」を使っ
ておられるようです。
また「天秤仕掛け」の「天秤」は当地ではほぼ入手が無理なので日本での購入または自作
(ハンガーや庭のフェンスなどで簡単に作れます)になります。
もともと、シドニーの釣りをされる方の多くが「内湾のアジ・サバのサビキ釣り」から釣りの道
に入っておられる関係で、「外洋餌釣りは胴突きで」と言われることが多いですが、実際は
天秤も有効です。
原理原則として、魚釣りは針、結び目、より戻しなど全ての「人工的要素」は「少ないほど、
小さいほど良く釣れる」のは明確です。
従いましてアタリの取りかたなどに慣れれば天秤仕掛けの方に部がある魚種は多いです。
ただ、上記の経験上の歴史観や使う竿が皆さん短めであること、一回で多くの魚を釣り上
げたいことなどで胴付き(サビキ)がメジャーとなっているのが現状です。
質問者さんは是非「天秤使いの○○」と呼ばれるように天秤を極めてください。
Q2:船から海底までは、水深が何メートル程度あるのでしょうか?
(ポイントによって異なると思いますが、釣り部でよく出撃されるポイントを例にご教示くださ
い。)。
A2:11月の外洋会で小職の方から無理を言って新しいポイント(Coogeeリーフなど)に行
ってもらうようにしました。それまではピークとか12マイルとか言うカナリ沖のポイントまで1
時間くらいかけて行っていました。日本人会以外の釣行経験から、「大差ない」ということが
分かっていますので、(あるいは魚種の点では上回りさえする)30分くらいの近場(岸から
1,2キロ)で釣行して大成功でした。
(参考 http://www.users.bigpond.com/japanese.fishing.club/page041.html)
ご質問の回答としては、
Coogeeなど近場の駆け上がり(岸から500m)=水深30m
Coogeeリーフなど近場の根(岸から1,2km)=水深30−50m
ThePeak(岸から8km)=水深60−90m
12Miles(岸から15km)=水深70−100m
です。
錘に付いては、おおよそ1mあたり錘1号(3.75g)ですので、
近場=0.5ポンド
沖場=1ポンド
の錘が適当です。(作りは悪いですが船に備え付けがあります)
ただし、ピーク、12マイルは底潮(海底付近で流れる潮)が早い場合が多く、実際の水深
は120m相当と思った方が良いです。
また潮で流されやすいので錘も重めになります。
Q3:道糸の太さは、どの程度がよいのでしょうか?
(可能ならば、豪州の店で販売されている「ポンド表示」でご教示ください。)。
A3:前提としてPE(撚り糸)を使われる(ナイロンやフロロではなく)としてお話します。
皆さんは大体40ー50ポンドを使っておられます。
慣れるまでは、特に他の方の糸ともつれたときに(喧嘩凧の様に)「勝負」になりますので
(笑)強めの法が良いです。
ただシドニーでPEを手に入れるのはとても難しいです。多くはバークレーの黄色の糸などに
なってしまうと思いますが、経験上他のものより劣化が早い様に思います。
日本製のPEはシドニーでは手に入りにくいですが、お店で日本製のPEが見つかればそれ
を購入されることをお勧めします。時々サンライト製などが見つかります。他のブランドでは
ユニチカ、YGKよつあみ、ダイワなどがお勧めです。
ご参考1:40ポンド100mが定価で3000円というのが相場です。日本での売価は通常数
割引です。
ご参考2:質の良い(高い)PEを使うと同じ40ポンドでも太さは20ポンドのものと同じ太さに
なります。これは外洋の潮が早い場所で糸の抵抗で仕掛けがだらだらと流されるのを避け
るのに有効です。
Q4:胴付き仕掛けのハリスの長さは、内湾用より長めがよいのでしょうか?
A4:外洋だから長め、ということは無いです。
例えば、外洋で沢山釣れる魚にカワハギ(ウマヅラハギ)が居ますが、これなどはハリスが
短くないと「アタリ」が取りにくい魚です。
逆に大きめのシマアジなどは餌が美味そうに泳ぐことが大切なので長めのハリスが有効で
す。
要は当然ですが「対象魚に合わせる」ということです。
とりあえず、という場合は内湾よりも長めの15−20cmのハリスでよいと思います。
ハリス間隔はお持ちの竿に合わせ針数に応じた間隔にすればよいと思います。
小職は自作で長短まぜたハリスの仕掛けを持ち込んだりもします。
ハリス(エダス)の太さは最低でも15LB、冬場の魚が大きいときや、キングが上がるような
ときは30LBから40LBが必要です。
Q5:エサは「イワシ」と思っていますが、対象魚別により良いエサがあるのでしょうか?
A5:イワシは良い餌です。喰わせ餌として使いながら匂いを発散して寄せ餌にもなっていま
す。対象魚も多いです。
ただ問題は「身崩れ」です。
特に沖のピークなどの深場では、なれないと底に付くまでに針から取れてしまうことが多い
です。
塩で〆たり、新鮮なものを使うと何とか大丈夫です。
ここでは、その他の餌に付いて、下記に紹介します。
A:エビ(ヒレを取って糸よりが生じるのを避ける。大き目は身を剥いて。殻だけとって足、頭
を残すのもプレゼンテーションが向上して良いです)
B:イカ(小さなヒイカの一匹がけ、すみいかやあおりいかの短冊。食紅で染めた赤短。短冊
の切り方にはノウハウがあります。)
C:虫(ブラッドワーム、ビーチワーム、チューブワームなど時に大当たり餌になります。)
D:ニワトリ(ささみ、皮、腸などを使います。)
E:シャコ/蟹(干潟でヤビーをとったり、石の下の蟹を取ったりして船に持ち込みます。これ
をやりだすと隣の人との釣果が明確に変ります。)
F:ワーム(ソフトプラスチックというやつです。餌の代わりに針につけます。別の奥深さがあ
るのでまた次回。)
全てにおいていえるのは「生は冷凍を凌駕する」です。
なるべく「家の近くで生の餌が手に入る店を数店見つけておく」のが結果に繋がります。
最後になりますが日本人会の外洋会で「ライフジャケット」をきていない人が散見されます。
是非ともライフジャケットを購入されて「常に着用」してください。
<ビーチでの釣り>

竿は3m前後の穂先がやわらかいもの、リールはゲンコツ程のスピニングリールがよいで
すが、大きな問題ではありません。Kマートなどで竿とリールがセットで25ドル〜で売ってい
ますのでそれでかまいません。
リールの糸にパチンコだまのようなオモリを通し、その先により戻しをつけます。
針はすこし長めの形をした針がいいです。(日本で言う流線や丸セイゴ。)これはキスがエ
サを吸い込むように食べるので、針が丸いと飲み込みにくいのと、飲み込まれたときには
ずしにくいからです。
キスを釣るときはハリスは短め、その他ではやや長目がいいと思います。
エサは虫エサ(ゴカイの種類でブラッドワーム、ビーチワームなど)がいいです。(出来れば
生きたもの。冷凍塩漬けなら容易に入手できます。)大物はヤビーという小さなシャコでつり
ます。その他、イカの短冊、アサリ、鶏肉、毛糸などでも釣れます。虫えさは針の長さよりす
こし長く付けます。
魚は思ったよりもかなり手前にいます。時には波打ち際から数メートルのところが一番釣
れたりします。一番いいのは10−20mほど投げて、すこしずつ手前に竿を引きながらリー
ルを巻きアタリ(キスはびんびんっ!と分かりやすいアタリです。)を待つ(探る)ことです。ア
タリがあった距離周辺がその時の魚の食事場所です。時にはびっくりするような大きさのキ
スや、コチも釣れます。
<内湾での釣り>