メルボルン (Melbourne)

過去10年間における旅行形態は、年を追って変わって来ました。初年度は旅行会社によるパッケージツアーどのバスにも一杯の旅行客、時間に追われて慌ただしい海外旅行、これに平行して各旅行会社の旅行目的地の開発により旅行団体の参加人数もかなり縮小されることになり又旅行価格も縮小されるようになりました。過去のように海外旅行は、一生に一度と言う言葉は無いでしょう。年間に1300万人以上の人々が自由に海外に旅行する事になり、目的も様々に変わって来ている現在です。過去数年間に渡り特に退職をされる方された方を調査致しました結果この人達が何を求められてここメルボルンへ来られるかと申しますと一寸した国境を越えた心の触れ合いを求めておられると言う事です。観光も有るでしょうが人生を再発見された方々が多くおられます。

なぜメルボルンと言う事になりますがオーストラリアにはシドニー、ゴールドコースト、ケアンズ、パース等多くの観光都市が有ります。メルボルンは、オーストラリアの南、ビクトリア州の州都で人口約360万人、シドニーの次のオーストラリア第2の都市です。街の中心シティーと呼ばれる地区は、京都と同じ様に碁盤の目になっており、住宅地はシティーを中心に円周50キロメートルにおよびゆたりと広がっております。
1990年に行われたアメリカの人口危機調査機関の調べでは、調査の対象になった世界100都市の中で世界で最も住み易い都市として1位の栄冠に輝きました。調査は167項目からなり人口密度、公害、教育、犯罪、医療、生活水準(家屋、食事、労働時間等)等様々なポイントを集計したものです。1994年には、イギリスの調査機関により130都市を同じような調査によっても世界で1番住みやすい都市に選ばれています。


気候は、とかくシドニーとの比較の対象となるメルボルン。特に取り上げられるのがこのお天気の話です。確かに平均気温は2ー3度シドニーよりも低いですが、真冬でも零下に下がることなく、雨も降る回数は多いですが降水量自体はシドニーより少ないのが実状です。1日に四季が有ることも言われます。夏は乾期にあたるため、気温は30度から暑い日には40度にもなりますが、湿度が低く殆ど冷房などいらないと言った具合です。メルボルンの季節の流れは、大陸の中で最も日本の四季の移り変わりに似通っていて、春(9月ー11月)には桜や梅科の花が美しく咲きほころびます。真夏のクリスマス、お正月を過ぎ、秋(3月ー5月)にはヨーロッパから持ち込まれた落葉樹の紅葉、冬は車で3時間程で本格的なスキーも楽しめます。

大きすぎず、小さすぎずがメルボルンのサイズ。シティー内の通りの仕組みには2日間も有れば慣れることが出来ます。道路が真直ぐに延び見通しがきくので、道に迷う心配も有りません。トラム(市電)や電車での移動もいたってシンプル。コンパクトでしたしみやすい街で、必要な物は全て揃っています。劇場(ミュージカル、コンサート)美術館、博物館、水族館、動物園、デパート、レストラン(何十ヶ国の料理)ナイトクラブ、ゴルフコース、乗馬、テニス(1月には全豪オープン)F-1グランプリ、クルージング、そしてオーストラリア最大のカジノまで、エンターティメントにはこと欠きません。

メルボルンの3分の2が公園でニックネームはガーデンシティー(公園都市)です。シティー内とその郊外は全て街路樹が植えられ、シティーの周りには至る所に緑あふれている公園が点在しています。
シティーの南、美しい緑の中を流れるヤラ川は、川沿いのサイクリングコースやバーベキュースポットで人気があります。川の南に広がる王立植物園は36ヘクタールの広大な土地に1万種以上の植物が植えられており、無料で朝の散策や、湖畔のカフェーでアフタヌーンティー等が楽しめます。ホテルやレストランのスタッフ、街で歩いている人々やタクシーの運転手さんが気軽に話掛けて来たり、バーベキューパーティーなどで初めて会った人達が、昔からの友達のように話し込んでしまうのがオーストラリア。外国人であることの違和感が殆どなく、スッと溶け込んですぐに友達が出来てしまう不思議な街です。