その他の魚
| (全般) オーストラリアでは多種多様な魚が釣れる釣り天国として世界中の釣りキチ達を魅了しているが、その中でも私が面白いと思った釣り、実績を上げてきた釣りをシドニー中心にご紹介していきたい。特にルアーで釣れる魚の豊富さが、思いの他釣りキチ魂を揺さぶりつづける。淡水、湾内でこれほどまでにルアーで釣れるフィールドのある大都会シドニーの魅力を存分に知っていただきたい。 |
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| フラットヘッド 日本で言うコチにあたるが、砂地のある場所なら、湾内は元より、かなり淡水の混ざっている川の可流域でも簡単にルアーで釣れる。ミノ‐、ポッパー、クランクベイトなどのハードルアーに果敢にアタックしてくるが、近年オーストラリアで大流行しているワームのジグヘッドリグの威力は目を見張るものがある。そのバイトはガツン、と明確で、遊泳スピードは速くはないが、そのパワーはロッドをバットからこん曲げてくれる力強さがある。小さくても40cm、大物だと1m近くが身近なところで簡単に釣れるので、ルアーで遊ぶにはあまりにも贅沢な遊びだ。食べてもおいしい魚なので、この釣りを覚えると、食生活にも困らない。本当に、簡単に釣れる。 ブリーム 日本で言うクロダイにあたる。日本ではコマセを打って、オキアミや練り餌などで釣る魚のイメージがあるが、オーストラリアでは、オーストラリアンバスに次いでルアーフィッシングの対象魚としての人気が高い。ルアーでブリームを釣るプロトーナメントが頻繁に各地で開催され、キャッチアンドリリースの傾向も高まり、完全にゲームフィシュとしての市民権を得ている。フラットヘッドと同じく、かなり淡水の混ざっている川にも住み、オーストラリアンバスと同じ釣り場でブリームが釣れることもしばしばある。小さ目のハードルアーが元来の主流だったが、ブリーム専用のワームが発売されて以来、主役はワームに変わってしまった。ルアーが小さい為、ライトタックルで釣る事になるが、そのライトタックルで40cmアップのブリームが釣れるところを想像していただきたい。感動と興奮の坩堝がそこにある。 テイラー 日本にはいない魚だが、その習性、姿からして、日本のシーバスと同じように捉えていただいても良いと思う。シドニー湾内でルアーをキャストしたら、恐らくこの魚が最初に釣れるであろうほど、その魚影はすこぶる濃い。ハード、ソフト、どちらのルアーでも簡単に釣れる。ヒットしてからのファイトは、35cm越えたくらいからは強烈になる。ジャンプあり、潜水あり、まさにシーバスフィッシングさながら楽しめるゲームフィッシュだ。湾内でナブラを見つけたら、このテイラーである可能性が極めて高い。シーバスとの相違点は、その鋭い歯である。日本からのツアーのお客さんにこのテイラーの歯のことを伝え忘れて、口に突っ込んだ親指を怪我した方も数人いる。 レッドフィン 別名をヨーロピアンパーチと呼ぶ。つまりヨーロッパからの外来種であるが、時々オーストラリアンバスやトラウトに混ざって釣れる。様相が非常に美しく、初めて釣った方はうっとりと見つめてしまうに違いない。最大は60cmほどまでにも成長するが、シドニー近郊では30cm前後が多い。フライでも良く釣れる事から、私は家から20分のダム湖によくこのレッドフィンをターゲットにフライのキャスティング練習に行く。ポッパー、ストリーマー、ウーリーバーガー、ニンフ、何でも釣れるが、口が小さいだけに、ルアーではかなり小型のものがふさわしい。 キャットフィッシュ 日本で言うナマズである。バス釣りの外道として時々釣れる。そのファイトはずっしりと重く、鈍く、ルアーのターゲットとしてはあまり面白い魚ではないが、50cmアップが良く釣れるので、バス釣りの外道としては優等生であろう。ひげの先に微量の毒を持つので、ハンドランディングする際には注意が必要だ。 ゴールデンパーチ オーストラリアの天然魚で完全な淡水魚である。最大は15kgまでに成長し、食べてもおいしいところから、餌釣りでこの魚ばかりを狙っているオーストラリア人も多い。勿論、ルアーでも釣れる好ゲームフィッシュだ。体こうがあり、重量感の強い引きをあじあわせてくれる。スピナ‐ベイト、クランクベイトなどで良く釣れる事から、しばしばバス釣りの外道としてバスプロからは敬遠されるが、遊びの釣りでは、バス以上の大物にめぐり合うことも良くあり、嬉しい魚である。 サラトガ 日本では高級熱帯魚として有名なアロワナである。バラマンディの釣り場で良く釣れる。バラマンディよりもトップに出やすく、ルアー、フライの好ターゲットだ。その古代魚を髣髴させる風貌は、こんな魚釣ってもいいのかなあ?と恐縮してしまいそうなくらいの圧倒的な個性である。それでいて、狙えばバラマンディよりも簡単に釣れる。70cmアップが2桁というのも楽勝の話なのだ。先日の大会で釣り人約100名の中、バラマンディは130匹なのに対して、サラトガはなんと250匹も釣れた。バブルの頃は日本で1匹100万円以上の価値があったらしいから、金額にして2億円以上の魚が釣って、その日のうちにリリースされた事になる。恐るべし、オーストラリアの釣り天国ぶり。 |